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季刊 『しま』|214号

No.214 Vol.54-1 2008.7 July 季刊『しま』目次

グラビア

うつくしの島へ、ようこそ 愛知県佐久島
写真・小林 惠

評伝

父島からの手紙
瀬戸山玄

コラム

都市と島
菅田正昭

TOPICS

離島ブロードバンド整備の国庫補助率が3分の2に
トヨタ財団「離島助成」2007年度助成金を贈呈

新連載

地域づくりのフィールドノート
その1 宝探しから始めよう
海津ゆりえ

特集 海と島の日本・Ⅱ

【特別対談】目覚めよ、海と島の日本

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寺島紘士/長野 章
7000ちかくの島々からなり、世界第6位の広大な排他的経済水域をもつ海洋大国・日本。昨年、海洋基本法が制定され、今年3月には海洋基本計画も閣議決定されたが、海洋の管理と活用に関する取り組みはまだ途についたばかりである。新しい国際海洋秩序のなかで、わが国はどのような国家像を描き、どのような戦略のもとに生きてゆくべきなのか――。海と島の連続からなる海洋島嶼国家の現状と将来を、海洋と水産について造詣の深いお二人に余すところなく語っていただいた。

海洋基本計画と離島振興

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田中健治
今年3月、海洋基本法にもとづく海洋基本計画が閣議決定され、海洋資源開発などに大きな役割を果たす離島の重要性が明記された。離島の保全や管理、定住や雇用促進をはじめ、同計画に位置づけられた諸施策が21年度国家予算へどう反映されるのか、注目される。

“獲り過ぎない”に徹してきた姫島の漁業

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本誌編集部
漁業者自らが、魚種ごとの漁法や漁期などを厳しく取り決めてきた姫島。獲り過ぎない漁業とは海に資源を蓄えていくこと、その蓄積が島の暮らしを支えてくれることを先人たちから学び、次世代へと引き継いできた。姫島漁業のいまに、資源管理型漁業の可能性を探ってみる。

「萩の瀬つきあじ」ブランド化への取り組み

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中村勝雄/貞光一成
萩沖で獲れるマアジのブランド化を図ってきた県漁連(現山口県漁協)。いまでは「萩の瀬つきあじ」として定着し、県内外の販路拡大につなげている。なかでも漁獲量が最も多いのが、中型まき網漁を営む大島。萩市有数の漁業地域として、後継者育成にも力を入れている。

海と島を蔑ろにしてきた日本人の精神構造

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菅田正昭
古代、海の輝きに包まれていた島の聖性は、なぜ失われてしまったのか――。海と島を蔑ろにし続けている日本人の精神構造の淵源を、「殺生禁断」による海人の賤民化、「因果応報」による島の穢土化など、仏教思想との関係を 軸に探る。

寄稿

離島漁業再生支援交付金「創意工夫を活かした取組」について
水産庁漁政部企画課

短期連載

島のごちそう、いただきます! 愛媛県宇和島市日振島限定のおいしいもの
中田めぐみ

連載

<写真の向こう側>
冷物一切。
加藤庸二
<「しま」の原景>
第2景 島国の農耕
佐藤利夫
<瀬戸内海の今を歩く>
第28景 山口県馬島・佐合島
齋藤 潤

時評

<潮流>われら凹文化民族!?

書評

佐田尾信作著『風の人 宮本常一』

平岡昭利編『離島研究Ⅲ』

表紙… 鹿児島県 悪石島

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