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季刊 『しま』|245号

No.245 Vol.61-4 2016.3 March 季刊『しま』目次

グラビア

海境の島に春来る 長崎県福江島
写真・小林 惠

TOPICS

日本損害保険協会消防資機材七台を全国の離島へ寄贈
本誌編集部

報告

「日本離島センター設立五〇周年記念祝賀会」開催
本誌編集部
蓄電池の再利用による自然エネルギー導入の試み
本誌編集部

コラム

志磨目八目 その4 「島リゾート」の基本概念の検討 その1
小野晋也

特集 離島創生の動向・Ⅱ

多様な人材を生み出す「教育の島」の創造に向けて

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広島県大崎上島町企画振興課企画情報係長 川本 亮之
瀬戸内海の中心部にある大崎上島は、江戸時代から造船の島として栄え、小型木造船の櫂伝馬競漕など伝統行事を受け継ぐ。すべての戦略の土台となる「人づくり」を最重要施策として位置づけ、「教育の島」としての特色を活かした地方創生の戦略づくりをめざす。公営塾「神峰学舎」や「大崎上島学」などの事業や取り組みを中心に解説する。

「自立した循環の島」を目指す戦略策定

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長崎県対馬市総合政策部政策企画課係長 西川 治臣
古くから、大陸との文化・経済の交流をもつ国境の島・対馬島。「オール対馬」体制で「対馬市総合戦略推進会議」を設置し、礎となる独自の長期人口ビジョンを策定した。将来像としての「自立した循環の島つしま」を目標に、人口減少抑制の主要事業として、島外の大学生との交流や、「対馬っ子」の育英に力を注ぐ。

「住んでみたい、帰ってみたい、行ってみたい島々」を目指して

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鹿児島県十島村総務課政策推進室主査 藏町 拓郎
屋久島と奄美大島の中間、トカラ列島の島々からなる十島村は、「日本一長い村」として知られる。外海に点在することから交通輸送なども限られる中、有人七島それぞれに固有の文化を育んできた。そうした島々からなる村ならではの「誇れるもの」「改善すべきもの」を各島の住民たちが出し合い、基幹産業の畜産業を中心にこれからの地方創生戦略を探る。

「住民の幸福度向上」をゴールとした総合戦略

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奄美市総合戦略会議座長 勝 眞一郎
1市2町2村で構成される奄美大島では、文化や気候などを含めた生活圏域、産業などの経済圏域が一つであることから、全島での人口ビジョンと各自治体の特色を出しながら連携した全島版の総合戦略を立てることとした。広域連携のしくみと奄美市総合戦略会議が提言し、策定した「奄美市『攻め』の総合戦略」の構築内容と併せて解説する。

短報

住民の悲願が実を結んだ枕崎への村営航路延伸(鹿児島県三島村)
本誌編集部
住民の支援により移住者が増加する赤島(長崎県五島市)
国土交通省離島振興課課長補佐 金田拓也

寄稿

「海女サミット2015in鳥羽」開催
土屋 久
新島へ――かつての海女に会う冬の旅
川口祐二

連載

<写真の向こう側>
映画を一本つくりたかったな
加藤庸二
<島の精神文化誌>
第27話  豊年祭とサトウキビ(後篇)
土屋 久
<宮本常一写真を読む>
その4 愛知県佐久島
山川志典
<「しま」の原景>
第33景 くらべられない文化
佐藤利夫
<瀬戸内海の今を歩く>
第58景 岡山県頭島・鹿久居島
齋藤 潤

事業

「アイランダー2015」開催
本誌編集部

映画評

日米合作映画『シェル・コレクター』
佐藤壮広

書評

田辺 悟著『島』(ものと人間の文化史175)

小林広司著『黒島を忘れない』

資料

平成二八年度離島振興関係国家予算政府原案

表紙… 広島県 佐木島

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