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本誌編集部 多くの犠牲者、被害を出した東日本大震災から半年が過ぎた。この間、被災地では行政、住民、ボランティアなどの努力によって、ライフラインの復旧や瓦礫撤去が進み、住民生活もだいぶ落ち着きを取り戻してきている。本号では、震災直後から半年間の島の動き(復旧過程)を整理し、島の現況と合わせてここに報告する。
瀬戸山玄 東北一の離島・大島と気仙沼を結ぶ航路は、津波で主力の三隻を失い、広島から運んだ唯一のフェリーには業務車両が殺到していた――。震災から約5ヶ月が経った8月中旬、復旧・復興作業が進む大島の現況や被災当時の状況を、現地関係者の声とともに報告する。
齋藤 潤 震災後の7月初頭、桂島の乗船待合所で「一口オーナー制度」について話を聞いたことがあった。のちに分かったことだが、当時はこの制度をめぐる激動期だったらしい。そのあたりの事情も確認したくて、再び浦戸諸島を訪ねてみることにした。
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本誌編集部 網地島を含め、宮城県は養殖ギンザケの主産地である。株式会社イトーヨーカ堂が網地島産の養殖ギンザケを全量買い上げ販売しているという話を聞き、現地取材をしたのは3年前。今回の震災では16基あった養殖いけすはすべて流失した。養殖ギンザケを中心とした網地島の漁業の現況と今後の展望を伺うべく、島へ向かう船に乗った。
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古賀 学 人それぞれ自分の役割というものがある。当方は「観光」。被災地にとっては「この時期に観光だなんて」と捉えられることもある。しかし、観光客が一人でも来ることにより、少しずつだが被災された産業が動くであろうと私的に判断した私は、島の早期復興は観光復興にあると考え、ボランティアの学生とともに田代島へ渡った。
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長野 章 8月23~25日の3日間にわたり、女川町出島・江島の被災状況、復旧・復興状況の現地聞き取り調査を行った。主に水産特区構想を含む漁業、漁港及び漁村の側面から、復旧と漁業の復興への思いなどを中心に報告する。
武田尚子著『「海の道」の300年――近現代日本の縮図 瀬戸内海』
稲垣尚友著/大島洋写真『灘渡る古層の響き――平島放送速記録を読む』
表紙… 香川県 小豆島
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