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日本離島センターからのお知らせ

公益財団法人日本離島センターほか監修『宮本常一離島論集 別巻 離島振興は進んでいるか/離島青年会議に寄せて』(みずのわ出版)が発行されました。

2013.06.05

『宮本常一離島論集 別巻 離島振興は進んでいるか/離島青年会議に寄せて』
定価6,825 円(本体6,500 円)ISBN978-4-86426-021-3 C0395

「本書を紐解かれた方は、宮本先生が離島の青年たちに贈ったエールの中に、今日の日本の地域社会が置かれている閉塞感と疲弊の根源やその打開策に対して、昨今の識者や政治家がしたり顔に唱える言辞の空虚さとは全く質の違った、鋭い分析や的確な提言がなされていることを発見して驚かれるのではなかろうか。宮本先生は離島の行政、社会経済の実態を足で歩いて確かめ、離島の疲弊は、一つには地方と地方の人々を犠牲にして、東京にだけ集中投資するような中央集権的な行政、政治、経済機構の在り方に根があることを指摘している。地域社会の活性化のためには当該県、市町村が地域の事情に応じて予算を執行できる地方分権が必要であるとの提言を、宮本先生は半世紀も前になされている。全離島の幹事として離島振興事業を推し進めつつ、宮本先生は将来の地域社会の疲弊も予見し、警鐘を鳴らしていたのだ」(編者まえがきより)
 
内容
宮本常一と離島の青年たちの物語 森本孝(元日本観光文化研究所所員)
Ⅰ 離島振興は進んでいるか?……座談会 振興法をめぐって/座談会 離島と水/離島振興は進んでいるか?
Ⅱ 離島青年会議に寄せて……青年会議に寄せて―よき明日への期待/第一回全国離島青年会議議事録/青年部のあり方/二つの地方青年会議/青年推進員の役割と使命について/離島における産業問題/離島振興と青年推進員の使命/離島の基本問題と青年活動の役割
季刊『しま』宮本常一執筆等目録

解説 高木泰伸(周防大島文化交流センター学芸員)/大矢内生気(離島政策文化フォーラム事務局長)
付録CD(2枚組)……宮本常一講演「大島をどう守るか」(1972年8月4日、於山口県・大島町公民館、周防大島文化交流センター蔵)48分27秒+43分20秒

<お問い合わせ>
みずのわ出版
〒742-2806 山口県大島郡周防大島町西安下庄 庄北2845、庄区民館2軒上ル
電話/FAX 0820-77-2451 振替 00990-9-68342
E-mail mizunowa@osk2.3web.ne.jp
URL http://www.mizunowa.com

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