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離島人材育成基金助成事業

離島人材育成基金助成事業
-あなたの島の新しい地域づくりをサポートします-

自主的な離島住民活動を支援し、新しい活力ある離島の実現に必要な人材の育成を図ることを目的として設置した「離島人材育成基金」の運用益による助成事業を毎年実施しています。平成7年のスタート以来、延べ430件のプロジェクトに対して助成・支援を行っています。

1.応募対象

「離島」に在住している人、もしくは離島で活動しているグループ・団体(民間企業不可)などが対象です。

2.助成対象事業

「離島人材育成基金助成事業」の助成対象事業は以下の事業で、離島の人材育成のための事業です。

  • ①離島の産業振興に係る事業
  • ②離島の生活・文化・福祉の向上に係る事業
  • ③他地域との交流推進に係る事業
  • ④その他人材育成に必要な事業
  • ※応募できる事業は、自ら新たに取り組む事業とし、既存の事業や、運動会・祭り・盆踊りなどの毎年の通常の行事、政治・宗教・営利を目的とする事業、施設整備を伴う事業は対象となりません。
  • ※国また都道府県から補助金を受けている事業、受けようとしている事業は応募できません。
  • 詳しくは「募集要項」をご覧ください。
  • pdf「募集要項」
※なお、「活動助成型」・「研究助成型」については、別に要項がありますので、そちらを熟読の上、申請して下さい。

このほか事業の特性に応じて、次の4つの型(タイプ)を用意しています。
A.「知的支援型」
①島の人達が中心となり、自分の島のもつ可能性の発掘、協力しあっての実態調査、島づくりへの活かし方などの議論を行う事業(島学・島塾型)
②近隣地域も含め、島づくり・地域づくりに関連する経験や創意工夫の交流を行い、新しい可能性を探る事業(島づくり交流型)
③ ①及び②を複合した事業(複合型)、を助成対象とします。

B.「視察研修型」
研究成果等の勉強会や発表会、研究会等への参加。島づくり・地域づくりに関する事例の収集や共通課題等の発見・整理。苦労・苦心等の共有。知恵・創意工夫の学びあい。島づくり・地域づくり関連情報の収集・学習。自らの島づくりの事例となる新しい可能性、手法の追求等のための視察を助成対象とします。

C.「活動助成型」
学生と教員が離島の住民等とともに島づくり活動に継続的に取り組むことで、離島地域の活性化や人材育成、課題の解決などに資することを目的としています。離島で行われる大学院、大学、短大、高等専門学校(又はその付属機関)の研究室等の活動で、専任教員(助教以上)の指導のもとに学生が主体(申請者)となって実施される活動(交流事業)を助成対象とします。なお、他の助成金を受給していない、参加者の宿泊や活動について離島での受け入れ体制が整っている、学生が島の住民と一緒に行う、地域コミュニティの再生や産業創出、観光進行などにつながり、成果が継続的に地域に還元されること、などの条件があります。
pdf「募集要項(活動助成型)」

D.「研究助成型」
離島を対象として研究いただいた成果を島づくり活動や離島振興政策に反映し、離島地域の活性化や人材育成、課題の解決などに資することを目的としています。応募対象は、離島で調査研究を行う研究者(個人に限る)に限り、他の研究助成金を受給していないこと、助成金を個人で管理できることなどの条件があります。
なお、研究テーマは、離島センター指定のものに限ります。
pdf「募集要項(研究助成型)」

3.助成金額

助成金額は、助成金支給対象経費の2/3以内(千円未満の端数切り捨て)で、1事業につき100万円を限度額とします。なお、助成対象経費が75万円未満の場合、助成率を4/5以内とします(ただし助成限度額50万円)。
※知的支援型および視察研修型の助成金額は、助成金支給対象経費の4/5以内(千円未満の端数切り捨て)で、上限が30万円となります。
※食糧費並びに備品購入費、人件費などは申請されましても助成金支給対象経費になりません。
※「活動助成型」、「研究助成型」を除く。
※審査結果により助成額が減額される場合があります。また、採択されましても、事業の実施状況や収支決算の状況、使途などを審査し、実際に助成される額が助成決定額を下回る場合もあります。

4.応募期間

令和5年12月1日(金)~令和5年12月24日(日)

所定の期日までに、申請書類を各市役所・町村役場離島振興担当課にご提出下さい。
※研究助成型は離島センターまで直接郵送して下さい。(締め切り日17時必着)

5.審査及び事業決定

運営委員会にて審査し、結果はすみやかに通知いたします。

pdf「令和4年度離島人材育成基金助成事業一覧」

6.事業実施期間

採択された事業の実施期間は、令和6年4月1日(月)~令和7年2月28日(金)の間です。必ず期間内に事業を終了し、報告書を令和7年3月10日までに提出して下さい。
※下期の事業実施期間は令和5年9月1日(金)~令和6年2月29日(木)です。

7.応募方法

所定の様式の支給申請書ならびに助成事業計画書を作成のうえ、期日までに各市役所・町村役場離島振興担当課へ提出して下さい。
※研究助成型は離島センターまで直接郵送して下さい。(締め切り日17時必着)
助成事業に決定された方・団体へは、別途「実施要綱」をお送りいたします。 
ご不明な点などについてもお問い合わせ下さい。

word「募集様式」(離島人材育成基金助成事業、知的支援型、視察研修型、活動助成型)

word「募集様式」(研究助成型)

word「自己評価シート」

word「実績報告書様式」

excel「決算報告書式例」

公益財団法人日本離島センター 離島人材育成基金助成事業担当まで
TEL:03-3591-1151 FAX:03-3591-0036

8.応募にあたって

その他、応募にあたって留意すべきポイントを掲載しています。申請書作成の前にご一読ください。
pdf「離島人材育成基金助成事業の応募にあたって」

離島人材育成基金助成事業事例報告

離島人材育成基金助成事業の代表的な採択事例について季刊『しま』で紹介しています。

<平成28年度>
①大島村特産開発事業(長崎県的山大島):大島村まちづくり運営協議会
②「島塾」―風の学び土の学び―(地域に学ぶ人材育成塾)キックオフ事業(沖縄県伊是名島):特定非営利活動法人 島の風
③小呂島の売り込みプランナー育成事業(福岡県小呂島):小呂島しまづくり協議会
④機音(はたおと)の島プロジェクト(鹿児島県宝島):機音の島プロジェクト

<令和元年度>
①「菅笠の里づくり」事業(新潟県佐渡島):「菅笠の里づくり」実行委員会
②地域資源活用人材育成事業 「種子島大学」(鹿児島県種子島):種子島大学実行委員会
③小離島に移住した医療福祉系専門職能と子育て世帯が地域福祉に与するためのインフォーマルな人材育成・交流促進事業(香川県土庄町):はぐはぐ⦿てしま
④「すだいだい」と若者が結ぶ島と都市(山口県周南市大津島):拓殖大学関ゼミナール

<令和2年度>
①耕作放棄地での羊飼育による持続可能な島の活性化プロジェクト(広島県佐木島):鷺島みかんじまプロジェクト
②障がいがあっても元気に暮らせる島を目指して(愛媛県上島町):NPO法人上島ポップコーンの会
③狛犬を活用して石材業に活力を(香川県小豆島):小豆島狛犬探求会


<令和3年度>
①空き家から持続可能な島づくりを(滋賀県沖島):幸永 幹真
②島の伝統芸能を後世へ(北海道礼文島):礼文町四ヶ散米舞行列保存会
③地域資源を題材に、探究マインドを育む(新潟県佐渡島):佐渡島こども修行プロジェクト
④島の稲作文化を学ぶことから始まるエコツーリズム(沖縄県西表島):特定非営利活動法人西表島エコツーリズム協会

<令和4年度>
①島の宝再発見(兵庫県沼島):沼島100年計画〜SDGs実現委員会〜


その他の財団などの助成事業

当助成事業のほか、みなさまの島づくり活動に利用できるものとして、(公財)日本財団、(独法)国立青少年教育振興機構の子どもゆめ基金、(公財)トヨタ財団、(公財)福武財団なども助成を行っております。また、下記の(公財)助成財団センターのHPでは、各種助成制度の検索もできますので、あわせてご参考に下さい。

http://www.jfc.or.jp/(助成財団センターHP)
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公益財団法人 日本離島センター

〒100-0014 東京都千代田区永田町1-11-32 全国町村会館西館5階
TEL 03-3591-1151 FAX 03-3591-0036