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季刊 『しま』|230号

No.230 Vol.58-1 2012.6 June 季刊『しま』目次

グラビア

遙かなる宝の島より 鹿児島県宝島・小宝島
写真・小林 惠

TOPICS

改正離島振興法、可決成立
全離島事務局

コラム

〈ゲンジュウ〉から〈カンジュウ〉へ
菅田正昭

報告

宮城県離島の復旧・復興の概況
本誌編集部

特集 離島振興への提言・Ⅲ

ロジスティクスからみた離島の物流政策

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苦瀬博仁
陸続きでない離島地域にとって、本土と結ぶ海路は暮らしを支える生活航路でもある。
物流政策は離島の生活や産業創出にとっても極めて重要であるが、嵩む輸送コストが離島振興の足かせとなっているのも事実。離島航路が都市部のレジャー交通と同じような私的交通とみなされ、国益が損なわれるようなことがあってはならない。生活物資の輸送費用や産業振興のための物流費用などを削減し、どう助成していけばいいのか。これからの物流政策のあり方を考察する。

島を起業、事業創造の場に

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枝松克巳 
少子高齢化、過疎化に歯止めがかからないいま、離島地域でも人口減少対策は深刻な課題であり続けている。そこで注目されるのが、UIターン者などの移住定住促進事業における新たな試みだ。単に人口を増やすことを目指すだけでなく、移住者のスキルと地域の資源を活かした「社会的企業」を起こすことで雇用の場をつくり、持続的にその地域で暮らせる基盤をつくることが求められている。離島地域での実践例をもとに、その道筋を探っていく。

日本の島々が危ない

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平野秀樹 
平成24年5月11日、わが国は、外国資本による森林買収に関する調査結果を公表した。平成23年一年間で、居住地が海外にある外国法人・個人に買収された国内の森林は157ヘクタール。これまで買収された森林の累計は790ヘクタールとなった。近年、諸外国による日本の国土買収問題が取り沙汰されているが、果たして実態はどうなっているのか。民俗学、辺境学の観点から調査活動を続け、土地問題に造詣の深い平野秀樹氏に、離島の土地の現状について語っていただいた。 

寄稿

火山と黒潮の島に生きる
穴原奈都
愛すべき隣人はミツバチです
齋藤あや子

連載

<写真の向こう側>
原色図鑑40年の旅
加藤庸二
<島の精神文化誌>
第12話 在来牛と稲作
土屋 久
<「しま」の原景>
第18景 塩の道
佐藤利夫
<地域づくりのフィールドノート>
その13 東京都八丈島(前篇)
海津ゆりえ
<瀬戸内海の今を歩く>
第44景 愛媛県津和地島・怒和島
齋藤 潤

事業

平成24年度全離島通常総会・日本離島センター評議員会開催
本誌編集部
FOODEX JAPAN2012
本誌編集部

書評

松本健一著『海岸線は語る――東日本大震災のあとで』

秋山忠嗣著『最後の小学校』

表紙… 北海道 奥尻島

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