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季刊 『しま』|216号

No.216 Vol.54-3 2009.1 January 季刊『しま』目次

グラビア

よみがえれ、石と煙突の島 岡山県犬島
写真・小林 惠

TOPICS

地域の創意工夫・自由な取り組みによる地域活性化を支援
平成21年度「離島人材育成基金助成事業」募集
日本損害保険協会 消防施設15台を全国の離島へ寄贈

特集 海と島の日本・Ⅳ

韓国との国際交流をめぐる対馬の現状と島人の想い

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齋藤 潤
古来、日本と朝鮮半島との通航や軍事上の重要拠点となっている国境の島・対馬。韓国・釜山からわずか50キロの距離にあるこの島では近年、韓国人観光客が急増、生活習慣や文化の違いなどから島人との間にトラブルもみられ、韓国資本による宿泊施設や不動産の買収などが問題化している。
こうした動きを対馬の人々はどう考え、どのように対処しているのか。また、朝鮮半島との安定した関係確立こそが繁栄の大前提だった島の振興策はどうあるべきなのか――。住民の意識を中心に、国境最前線の島の実情へ迫る。

海洋深層水を活用した新事業の展開―新潟県佐渡島

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本誌編集部
佐渡島では平成15年から海洋深層水を活用した事業がスタートした。クロアワビの種苗生産、ミネラルウォーター、自然海塩など、深層水の特徴を活かした取り組みが進められている現場から、多岐にわたる事業展開と課題を紹介する。

海の視座からみる〈国生み〉神話―〈島々〉の誕生と〈海〉の霊性

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菅田正昭
記紀の「国生うみ」神話でイザナギとイザナミによって産み落とされながら、なぜヒルコは海に流され、アワシマは「子のうちに入らず」とされたのか。 旧来の男尊女卑説によらず、島と神の誕生の順序と「海の霊性」に着目することで、その謎を解き明かしつつ、大八島国成立の本源へと迫る。

寄稿

トキ放鳥へ! 佐渡島とトキの共生を目指して
鈴木さわこ
島生活、島時間。農林水産省2年目職員の海士町体験記
福島飛鳥
自動車リサイクル法 「離島対策支援事業」施行3年を経過して
(財)自動車リサイクル促進センター

連載

<写真の向こう側>
尊尊我無考
加藤庸二
<「しま」の原景>
第4景 秋の行事
佐藤利夫
<地域づくりのフィールドノート>
その3 三重県鳥羽市 元気女将と愉快な仲間たち
海津ゆりえ
<瀬戸内海の今を歩く>
第30景 愛媛県岡村島・小大下島・大下島
齋藤 潤

事業

「第17期 しまづくり人材養成大学」開講報告
西原 弘/海津ゆりえ/高野千鶴

時評

<潮流>日韓基本条約交渉…4つの「驚愕」

書評

西牟田靖著『誰も国境を知らない―揺れ動いた「日本のかたち」をたどる旅』

安田敏明著『離島病院奮戦記』

表紙… 長崎県 福江島

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