会員市町村・支部専用ページ

季刊『しま』|NEW279号

No.279 Vol.70-2 2024.9 September 季刊『しま』目次

グラビア

未来に受け継ぐ祭事と星空
東京都神津島
小原 佐和子

特集 島づくりと関係人口

インタビュー

ともに学び、ともにつながる関係人口づくりを

pdfこの記事の詳細はこちら

一般社団法人 日本関係人口協会理事 指出 一正
近年、「関係人口」という言葉をよく耳にするようになった。「関係人口」を一言で表すと「地域に関わりたいなと思って、別の場所から来る人たち」になるかと思う。その醸成には慣れない旅先で地元の人との出会いを助ける「関係案内所」や「関係案内人」の存在が大事となる。利尻島、沖永良部島など各地域の取り組みに触れつつ、「関係人口」の動向について紹介する。

実践事例

マイナンバーカード連携と「デジタル島民」の獲得

pdfこの記事の詳細はこちら

新潟県粟島浦村 町田 純一
令和4年度、粟島浦村は国の「デジタル田園都市国家構想交付金事業」の採択を受け、島内で高い普及率を持つマイナンバーカードの活用をして、地域課題の解決を図った。同カードと連携するアプリを使って、行政手続きや乗船手続きのオンライン化を図る。さらに新たに制作した壁画をNFTとし、ふるさと納税の返礼品にする「デジタル島民」獲得の取り組みについても紹介する。

人材還流を促す「関係人口経営」

pdfこの記事の詳細はこちら

島根県海士町 青山 達哉
本稿では海士町が目指す「関係人口経営」構想について紹介する。2020年度、若者向けの就労型お試し移住制度「大人の島留学」を立ち上げた。町では移住・定住ではない「滞在人口」の創出に着目しており、同制度もその一環となる。また関係人口となった方々により主体的かつ継続的にまちづくりに携わってもらうべく生まれた「海士町オフィシャルアンバサダー制度」について取り上げる。

アートを通じた情報発信と関係人口の醸成

pdfこの記事の詳細はこちら

長崎県対馬市 久保 伯人
対馬市が行なう調査では、対馬の海岸には年間3千トン以上のゴミが漂着していると試算される。その解決に向け始まった取り組みが「Ocean Good Art」だ。同プロジェクトでは島内外に対する海ゴミ問題の啓発と漂着ゴミ回収量の向上を目的に、海ゴミを用いたアート作品を制作、ガバメントクラウドファンディングやワークショップを行なっている。

就任ご挨拶

持続可能な離島の実現のために
全離島会長 荒木 耕治

TOPICS

離島活性化のための交付金の概要と事例紹介
国土交通省離島振興課
スマートアイランド推進プラットフォーム設立記念シンポジウム開催報告
井月 保仁
アイランダー高校生サミット2024開催決定
全離島事務局

連載

<国境域の島々の振興を考える②>
東京都小笠原村

山田 吉彦
<島の精神文化誌>
第61話 佐渡の刀工(後篇)

土屋 久
  
<島の学校から 第10校>
北海道利尻高等学校
<宮本常一写真を読む その36>
広島県百島

林 良司

レポート

能登半島地震後の輪島の海女漁・舳倉島
本誌編集部

インタビュー

履歴書のなかの島 10
俳優としての心身を育んでくれた奥尻
劇団四季俳優 厂原 時也

コラム

文学・映画の舞台を歩く『無宿人別帳』新潟県佐渡島
大野 道弘
永続離島論 5
菅田 正昭

寄稿

南北大東島の漁業の現況と小規模離島の水産振興
松田 彩

書評

斉藤 俊幸 著『限界集落の経営学』
白石 哲也・松本 剛・奥野 貴士 編著『研究者、魚醤と出会う。山形の離島・飛島塩辛を追って』

報告

好循環する関係人口 東京都神津島
pdfこの記事の詳細はこちら
本誌編集部

調査報告

特定有人国境離島のいま ① 礼文島・利尻島(前篇)
pdfこの記事の詳細はこちら
鳥居 享司ほか
  
特定有人国境離島のいま ② 長崎県五島市(前篇)
pdfこの記事の詳細はこちら
本財団事務局

短報

利便性の向上と新たな交流の創出―保戸島でのグリスロ実証
pdfこの記事の詳細はこちら
本誌編集部

事業

離島人材育成基金助成事業 令和5年度事例報告②
 復活した麒麟獅子舞を後世へ―故郷との交流を通した島文化の伝承(北海道利尻島)
pdfこの記事の詳細はこちら
西谷 榮治

現地レポート

熱き離島球児たちの激闘 壱岐で2度目の離島甲子園
pdfこの記事の詳細はこちら
島で生まれたグラフィックデザイナーが歩いて見つけた島デザイン
沖縄県:宮古島・来間島
新村 則人

▲このページのトップへ

公益財団法人 日本離島センター

〒100-0014 東京都千代田区永田町1-11-32 全国町村会館西館5階
TEL 03-3591-1151 FAX 03-3591-0036