No.266 Vol.67-1 2021.6 June 季刊『しま』目次
グラビア
- 島づくりとドローン
- 本誌編集部
特別報告
- 離島を巡る現状と方向性─離島振興計画フォローアップ報告をもとに
- 国土交通省離島振興課長 岡 朋史
TOPICS
- 「海の次世代モビリティ」による沿岸・離島地域の課題解決
- 国土交通省海洋政策課 野々田圭悟
- 日本損害保険協会 消防資機材七台を全国の離島へ寄贈
- 全離島事務局
コラム
- 離島関係志落穂稿 その14
- 菅田正昭
特集 島から考える日本・Ⅴ
ワーケーションを入り口とした関係人口の獲得──交流拠点となる施設の開設・運営/利尻島(北海道利尻町)
この記事の詳細はこちら(4,530KB)
- 大久保昌宏
- 2020年7月に開設された利尻町定住移住支援センター「ツギノバ」。住居や仕事に関する相談や暮らしの情報の発信を行なうだけでなく、カフェラウンジなどを備えた住民の憩いの場でもある。住民の満足度向上と移住者の獲得につなげるべく、「地域活力人口」の創出を目指し、コワーキングスペースの整備や、島の魅力を体験できる暮らしの提供に取り組んでいます。
【レポート】アクセス・通信環境の良さを活かしたテレワークの推進──仕事も余暇も充実の二拠点居住やワーケーション 新島・式根島(東京都新島村)
この記事の詳細はこちら(2,745KB)
- 秋枝ソーデー由美
- 今年度より、貸オフィスとして利用できるようになった新島村営の「21クリエートセンター」。本施設でテレワークを行ないながら、新島の暮らしを楽しむ高木知明さんを紹介します。また、式根島では、「式根島コワーキングスペース」「ゆったり宿ひだぶんGH」といった、民間によるテレワーク環境の整備が進んでいます。
企業誘致による雇用拡大と経済活性化──ビジネスコンテストや研修プログラムの開催 佐渡島(新潟県佐渡市)
この記事の詳細はこちら(2,917KB)
- 渡邉一哉
- 〈移住定住・起業の島〉を目指して、取り組みを行っている佐渡市では、全国から優秀なベンチャー企業を島に誘致するため、「NEXT佐渡」とともに今年2月に「佐渡ビジネスコンテスト2021」を初開催しました。さらに(一社)佐渡観光交流機構が昨年から始めた、島外のビジネスマンに島の魅力を体験してもらう研修プログラム「SADOTS」について紹介します。
【調査報告】瀬戸内海の《島ワーケーション》事情
この記事の詳細はこちら(2.121KB)
- 小西智都子
- 瀬戸内海の島にある宿泊施設400軒に、ワーケーションについてアンケートを実施しました。調査結果から浮き彫りになった島宿の特徴や強み、「ビーチオフィス女木島」「Workation Hub 紺屋町」といったユニークなワーケーションの事例について紹介します。
全国の自治体を牽引するテレワークの先進地──多様な交流で人と人との“えん”を育む 壱岐島(長崎県壱岐市)
この記事の詳細はこちら(2.695KB)
- 篠原一生
- 壱岐市にある弥生時代の遺跡「原の辻遺跡」内に2019年に交流拠点「フリーウィルスタジオ」が開設されました。同施設は、島外企業の壱岐でのスタートアップの拠点などに活用されており、全国のテレワーク導入のモデルケースとなっています。「“えん”を育む壱岐なワーケーション」という新たなモデルを構築し、島内全域でのワーケーションを推進します。
官民連携でリモートワークを推進──町営バンガローでワーケーションを 徳之島(鹿児島県天城町)
この記事の詳細はこちら(2,798KB)
- 基 久依
- 天城町営「与名間海浜公園バンガロー」の一部をワーケーションの拠点として活用できます。同施設は、光回線が整備されており、ウェブ会議機材の貸し出しも受けられるなど、リモートワーク環境が充実しています。さらに、バーベキュー器具を借りたり、近隣ではカヤックなどマリンレジャーの体験が可能で、思い切り働き、思い切り楽しむことができます。
【事業報告】国境離島でのリモートワークに関する状況について
この記事の詳細はこちら(1,921KB)
- 内閣府総合海洋政策推進事務局
- 内閣府は2020年にリモートワークの導入促進につなげることを目的として、リモートワークの実施について就労者、企業、市町村にアンケート・ヒアリング調査を行ないました。結果から見えてきた国境離島におけるリモートワークのニーズや、期待、課題について報告します。
論考
- 生物多様性の地域戦略を島々の振興に
- 香坂 玲
連載
- <写真の向こう側>
投網は狡い。
加藤庸二
- <小さな島の小さな取り組み(18)>
福岡県相島(新宮町)――いけま売りと島の駅
乾 政秀
- <全推連会員の活動紹介⑳>
青少年育成、災害復興
東京都大島 鶴﨑勝彦
- <島の精神文化誌>
第48話 東京「宝島村」(その後2)
土屋 久
- <宮本常一写真を読む>
その25 山口県見島(後篇)
清水満幸
- <瀬戸内海の今を歩く>
第79景 無人島から定期航路の重要性を考える
齋藤 潤
事例報告
離島人材育成基金助成事業 令和2年度事例報告①
〈ミカン〉と〈羊〉を活かした島づくりに挑戦(広島県三原市)
この記事の詳細はこちら(2,535KB)
- 中村華奈子
寄稿
- 海鳥を通して考える島づくり
- 平田和彦
書評
- 渡山恵子 著『悪石島民俗誌──村落祭祀の世界観』
- 宮口侗廸 著『過疎に打ち克つ──先進的な少数社会をめざして』
事業
- 令和三年度全離島通常総会開催
- 本誌編集部
表紙…東京都八丈小島
"T-SITE SHOPPING 代官山 蔦屋書店"で266号を購入する