会員市町村・支部専用ページ

季刊『しま』|271号

No.271 Vol.68-2 2022.10 October 季刊『しま』目次

グラビア

次の百年を見据えて
小原 佐和子

TOPICS

離島活性化交付金の概要と事例紹介
国土交通省離島振興課

■特集 島へ運ぶ、島から運ぶ

東京の島々の物流の現況

pdfこの記事の詳細はこちら(2,106KB)

本誌編集部
離島で人々が生活していくには安定的かつ安価な物流の実現が不可欠である。伊豆・小笠原諸島の物流は定期旅客船による輸送と貨物船による輸送に大別できる。前者について「ヤマト運輸」への取材、後者について「共勝丸」への取材から現状と課題を報告する。ヤマト運輸では輸送コンテナの効果的な活用などからコスト低減に取り組んでいる。共勝丸は、人手不足に悩みながらも、コンテナを用いない効率的な積載など工夫を重ねている。

島の暮らしを支える渡海船のいま・むかし

pdfこの記事の詳細はこちら(1,921KB)

秋山 鈴明
祝島では、定期便とは別に〈渡海船〉が島と本土を往来している。現在島唯一の渡海船「清水丸」を経営する清水康博氏ほかからの聞き取りをもとに歴史・現状などを報告する。米をはじめ、島で作れないものはすべて運んだというほど、運搬した荷物は多岐にわたり、引っ越しや急患搬送など人々の移動手段としても活用されてきた。人口減を受け、先行きが明るいとはいえないが、今でも欠かせない住民の生活インフラとなっている。

年間七〇〇件の実績を誇る「離島引越し便」事業

pdfこの記事の詳細はこちら(2,003KB)

池田 和法
離島専門の物流を担うベンチャー企業「アイランデクス」。奄美大島への引っ越しサポートをした経験から、島の引っ越しの課題を解決したいと考え、創業につながった。島の引っ越しは船の欠航など様々なリスクが高額の要因となり、アイランデクスでは迅速な天候判断をはじめ課題解決に特化した仕組みを整備。さらに、島の仕事を本土でも行なえる「テレワークの推進」や理念を共有する「対面での合宿」を実施している。

コラム

桟橋待合所④
島野 朗
文学・映画の舞台を歩く『めがね』鹿児島県与論島
大野 道弘
  
離島関係志落穂稿 その19
菅田 正昭

論考

海洋深層水の利活用による「先進的SDGs離島モデル」の推進を
池上 康之

インタビュー

履歴書のなかの島4 小豆島と都市とを結ぶ懸け橋を目指して
カサイホールディングス代表取締役 笠井 寛

寄稿

災害時の充電難民を救う「防災非常用電源」の導入を
翠光トップライン

連載

<小さな島の小さな取り組み(23)>
  鹿児島県上甑島

乾 政秀
<島の精神文化誌>
第53話 天王祭(三重県渡鹿野島)

土屋 久
<島の学校から 第4校>
長崎県立対馬高等学校
<全推連会員の活動紹介(25)>
島のおもてなしの心「いへやじゅうてー」で村おこし
沖縄県伊平屋島 西銘 真助
<宮本常一写真を読む その28>
佐柳島(香川県多度津町)

荒 一能

報告

志摩の島々のいま(渡鹿野島篇)

pdfこの記事の詳細はこちら(2,486KB)

三木 剛志

書評

更家 悠介 責任編集『使い捨てない未来へ プラスチック「革命」2』
歌野 杳 著『古老に聞いた島の暮らし―五島列島小値賀町大島に生きる』

短報

島をあげての海岸清掃と雇用創出に向けた新たな取り組み(新潟県粟島)

pdfこの記事の詳細はこちら(2,212KB)

本誌編集部

映画評

『凪の島』

事業

離島人材育成基金助成事業 令和3年度事例報告②
 島の伝統芸能を後世へ(北海道礼文島)

pdfこの記事の詳細はこちら(1,860KB)

髙橋 鵬成

現地レポート

離島球児たちの熱い夏が再び! (第13回離島甲子園)

pdfこの記事の詳細はこちら(3,894KB)

  
本誌編集部

編集部企画

『シマダス』で調べました。――島×朝ドラ

▲このページのトップへ

公益財団法人 日本離島センター

〒100-0014 東京都千代田区永田町1-11-32 全国町村会館西館5階
TEL 03-3591-1151 FAX 03-3591-0036