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季刊 『しま』|220号

No.220 Vol.55-3 2010.1 January 季刊『しま』目次

グラビア

栄華の記憶を超えて 長崎県高島・端島
写真・小林 惠

TOPICS

平成22年度離島人材育成基金助成事業を募集
本誌編集部

提言 島から日本の教育改革を

教育の魅力で島の未来を切り拓く
山内道雄
子どもの個性と地域の多様性を活かす教育環境づくりを
宮崎 稔

特集 海と島の日本・Ⅷ

海の文化、島の文化<島々の記憶から>

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石原義剛
7,000ちかい島々からなる島国日本。 個々の歴史や文化、景観はもちろん、そこに住まう人たちの気質もそれぞれに異なっており、そうしたユニークさの根底には島をとりまく海の存在がある。 島に豊穣をもたらし、時には荒れ狂って人命を奪うという海の両面性が島々の個性を、そして“日本群島”の気質を形づくっているのではないか。 天草諸島、菅島、佐渡、軍艦島、大崎上島、奄美大島、八丈島など、かつて訪ねた島々の記憶から、「海と島の国」の在り方を考える。

「世界ジオパーク」登録をめざして

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野辺一寛
隠岐の稀有なる自然、地域資源を活かしたエコツーリズムなどの活動が評価され、「日本ジオパーク」に認定された。次なる目標は「世界ジオパーク」への認定登録。隠岐の自然、歴史や文化を世界に向けて紹介すると同時に、島の子どもたちに誇りを持って隠岐を伝えてほしい、そんな願いも込められている。

八丈産のムロアジをミンチ加工品に<離島漁業再生支援交付金の活用事例>

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岡本圭祐
八丈島で水揚げされるムロアジのミンチ加工品が、都内の学校給食、都庁の食堂などで好評を得ている。鮮魚での出荷が難しかったムロアジをミンチに加工することで商品の幅を広げ、販路を確保してきた。加工を手掛けているのは漁協女性部、離島漁業再生支援交付金事業を導入した好事例のひとつとして紹介する。

アマ・ヤマ・シマ・イマにおける〈マ〉と〈ナカマ〉との交通<離島の時間・空間を考える>

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菅田正昭
日本文化の根源をなすのはマ(間)の概念である。アマ(天・海)に囲まれたシマ(島)は、マを集約的に体現する存在であり、そのマこそがシマをシマたらしめてきたが、いまそのマは空間的にも時間的にもかなり狭められてきている。固有のシマ文化を再生するため、「間合い」の復権という視点から島の振興を考える。

寄稿

離島における新エネルギー導入グランドデザイン
離島における新エネルギー導入のあり方に関する検討会
島が元気になる面白いことをやろう
梅木達也

短期連載

諏訪之瀬島の人と暮らし その1
齋藤 潤

連載

<写真の向こう側>
日本懐古復活株式会社
加藤庸二
<島の精神文化誌>
第2話 椿油職人
土屋 久
<「しま」の原景>
第8景 ゆきかう人びと(その1)
佐藤利夫
<地域づくりのフィールドノート>
その7 東京都神津島
海津ゆりえ
<瀬戸内海の今を歩く>
第34景 愛媛県中島
齋藤 潤

事業

「第18期島づくり人材養成大学」開講報告
西原 弘/海津ゆりえ/高野千鶴

時評

<潮流>事業仕分け人たちの国家経営感覚

書評

長嶋俊介ほか著『日本一長い村トカラ』

平岡昭利編『離島に吹くあたらしい風』

表紙… 三重県 神島

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