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季刊 『しま』|213号

No.213 Vol.53-4 2008.3 March 季刊『しま』目次

グラビア

戦世の記憶、豊饒の海 沖縄県座間味島・阿嘉島・慶留間島
写真・小林 惠

巻頭随筆

西瀬戸の小さな島々で考える
佐田尾信作

新連載 「しま」の原景

第1景 春の行事
佐藤利夫

特集 海と島の日本・Ⅰ

海洋・国境・離島―いま日本の周縁で何が起こっているのか

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山田吉彦
「国境」を具体的に目にすることができない海と島の国・日本。しかし、そのラインは海上に歴然として存在し、最前線に立たされているのが島である。北方領土から与那国島まで、隣国との接点にあたる島々の現状はどうなっているのか。海洋問題に造詣の深い山田吉彦氏に、国境周辺の島々の実態を語ってもらった。

竹島の領土権確立のために

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藤原 弘
戦後、50年以上にわたって韓国が不法占拠を続ける竹島。日本海の礎として重要な位置にある竹島は、海洋立国を目指す国策の今後を大きく左右する存在でもある。「竹島の日」を制定し、史実に基づく冷静な議論から真の解決を導こうとする島根県の努力に、国はどう応えてゆくのか。

「里海」を離島漁業再生のキーワードに

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芦野富之
最近注目されている「里海(さとうみ)」という言葉。その解釈を巡っては、さまざまな捉え方があるが、沿岸地域、漁業集落には、あえてこの言葉を使わずとも、自然と折り合いをつけながら暮らしを営んできた知恵の蓄積がある。古き知恵から学ぶなかに、漁業再生への道筋を探っていく。

「シマ」と「アマ」、「クニ」と「ウミ」-日本的霊性の地政学

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菅田正昭
いま、私たちが当然のものと考えている海や島の概念は、どのようにして成立したのか。海境の島々に対する無関心は、果たして何に起因するのか――。国・海・島をめぐる日本人の精神史を、記紀神話の世界から現代に至るまで、時空を超えた壮大な視点から鳥瞰を試みる。

寄稿

三島村の宝 大自然と、ともに生きる島人
山森明日葉

連載

<写真の向こう側>
波止場食堂
加藤庸二
<瀬戸内海の今を歩く>
第27景 愛媛県岩城島・赤穂根島
齋藤 潤

事業

「しまづくりサミット2007」開催
「アイランダー2007」開催

時評

<潮流>政策間ユニバーサルネスを

書評

北川建次・印南敏秀ほか編『瀬戸内海事典』

海津ゆりえ著『日本エコツアー・ガイドブック』

表紙… 長崎県 対馬島

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