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季刊 『しま』|212号

No.212 Vol.53-3 2008.1 January 季刊『しま』目次

ご挨拶

離島が国家的役割を果たすために
(財)日本離島センター専務理事 渡邊 東

グラビア

火山の恵み、玻璃の島 東京都新島
写真・小林 惠

コラム

比喩と象徴としての〈島〉
菅田正昭

TOPICS

離島の税制特例をぜひご活用ください!
国土交通省離島振興課
国土交通大臣杯「第3回離島交流少年野球大会」対馬で開催
新潟県佐渡市で軽消防自動車の現地寄贈式を開催

特集 水産物流と商品化の新展開

日本の富の源だった島々の活力再生を
小松正之
漁業の活性化を使命とする「旬材」の新流通システム
西川益通
築地市場にみる鮮魚の流通動向
本誌編集部
「JF糸島 志摩の四季」での魚介類直販で島の活性化を
福岡県姫島 畑中鶴見
女性の知恵を活かした流通規格外の魚の商品化
兵庫県家島 河部恵子
八丈島の魚を給食に! 食育と地産地消への取り組み
齋藤 潤

短期連載

神の島と久高島振興会 第4話(最終回) 島の未来
西銘史則

シリーズ 島からのメッセージ

映画を活用して八丈島の活性化を

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東京都八丈島 浅沼孝彦
ブロードバンドの環境整備が進むなか、観光事業を中心に官民協働の動きが活発になってきている八丈島。映画『今日という日が最後なら、』の撮影を機にフイルムコミッションも設立、映画を通した島のPRにも力を入れている。島の観光産業をどう創っていくか、その実践の様子を紹介。

島の食から学ぶこと、伝えたいこと

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鹿児島県与論島 沖 範子
長寿の島、子宝の島として知られている与論島には、島の人たちによって伝えられてきた数々の食の知恵がある。それらを掘り起こし、いまにつなげてきた食生活改善推進員の活動を紹介。

寄稿

離島漁業再生支援交付金事業への取り組み
山口県 萩水産事務所長 中村勝雄
応援します!島人生活 種子島で暮らしてみませんか?
鹿児島県西之表市 日笠山 望

連載

<写真の向こう側>
儚き揺りかごの内海
加藤庸二
<瀬戸内海の今を歩く>
第14話 オノゴロ島と沼島衆(後篇)
土屋 久
<「しま」の原景>
第20景 陶磁の道
佐藤利夫
<瀬戸内海の今を歩く>
第26景 岡山県六口島・松島
齋藤 潤

事業

「しまづくりキャラバンin広島」開催報告
本誌編集部
「第16期島づくり人材養成大学」開講報告
海津ゆりえ/西原 弘/高野千鶴

時評

<潮流> 《海上道路》への道

書評

小松正之著『これから食えなくなる魚』

大石一久ほか編著『復活の島』

資料

平成20年度離島振興関係国家予算政府原案決定状況

表紙… 東京都 伊豆大島

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No.283 Vol.71-1 2025.9 September 季刊『しま』目次

グラビア

慶良間の海洋文化の継承と活用
沖縄県座間味島
小原 佐和子

特集 離島の畜産業のいまⅡ

事例報告

レポート 唯一無二のレモンポーク――島の養豚農家の挑戦

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中山なぎ
愛媛県上島町の最西端にある岩城島。本稿では、岩城島で町内唯一の養豚業を営む「松浦農場」の取り組みについて紹介する。同社が育てているのが、「レモンポーク」である。この豚は、島内の産業廃棄物として排出していた、柑橘の搾りかすを配合した飼料を食べて育つ。生産サイクルを「島の循環」と名付け、発信することでブランド化を図り、食肉産業展「銘柄ポーク好感度コンテスト」で、最優秀賞を受賞した。ほか、レモンポークを島内で食べるための6次産業化の取り組みについて、取り上げる。

島が育み、人が守る地域に根差した「五島美豚」

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中村 千結
長崎県五島市では、肉用牛、酪農、養豚、養鶏などさまざまな畜産業が営まれ、市全体の農林水産業生産額の三割弱を占める。本稿では、JAごとうが主体となりブランド化に取り組む「五島美豚」について取り上げる。厳格な衛生管理の下、育てられることで、安心安全な肉質が保証されるほか、防疫面など離島ならではの優位性もある。現在、市内で出荷される五島美豚、年間約七千頭のうち約四割が島内、残りが島外(県内を中心)で消費される。近年では、地元の飲食店での提供も拡大しており、食を通じた五島の魅力発信に貢献している。

日本農業遺産の島で営まれる山羊畜産業

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沖縄県多良間村政策参与 来間玄次
沖縄県多良間村は、多良間島と水納島の2島の有人島から成り、農家が全戸数の54%を占める農業の島である。水資源に恵まれない多良間島では、琉球王国時代から抱護という独特の防風林を巡らし、台風や季節風から暮らしと農畜産業を守ってきた。現在島の畜産業は肉用牛生産がトップで、次いで山羊、豚の順になっている。多良間産の山羊は「多良間ピンダ」と呼ばれ、往時の村の山羊の飼養頭数は、県内でも最大を誇った。本稿では、山羊のブランド化事業や、島が熱狂する「多良間島ピンダアース(闘山羊)大会」について紹介する。

レポート 奄美の自然を生かした高品質の鶏卵・鶏肉生産

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赤羽俊彦
豊かな自然と文化を有する奄美大島で養鶏を営む「株式会社みなみくんの卵」。同社の生産品目は、卵・肉・加工品(スイーツ、惣菜)で、実に島の卵流通の四割を担っている。良質な卵と肉は郷土料理「鶏飯」に適し、養鶏を通して、半世紀以上にわたり島の食文化を支えてきた。本稿では、経営方針を効率よりも品質重視とした経緯や、地元民と観光客の両方が訪れやすい直販所経営の取り組み、人材確保や感染症リスクなど島で養鶏業を営む上での諸課題について紹介する。

人と自然が共存するニホンミツバチ養蜂

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合同会社つくもらぼ代表 高田陽
長崎県対馬では、古くから山の奥まで人々が入って、林業や山間での焼畑耕作を行なっていた。対馬の森の恵みの一つが、ニホンミツバチのハチミツである。対馬の山間部ではハチの群れを捕らえる「ハチドウ」があちこちに設置されている。対馬では一般的な養蜂と異なり、野生の蜂を飼育するため、ハチ任せの部分も多く、人とハチが共に暮らしている。一方、気候変動や外来種など懸念も多岐に渡る。ほか、対馬の蜂蜜のブランド化や、養蜂を自然と共生するアイコンとして注目する博物館の取り組みなどを紹介する。

巻頭言

地域の皆様の声に誠実な離島振興
国土交通省離島振興課長浪越祐

TOPICS

離島活性化のための交付金の概要と事例紹介
国土交通省離島振興課
 
アイランダー高校生サミット2025開催決定
本誌編集部
Young Islanders Forum Japan 開催
本誌編集部

連載

生きものを 守って活かす 島づくり
第3話 島根県知夫里島
平田 和彦
<島の精神文化誌>
第65話 夏越祭り

土屋 久
全推連会員の活動紹介(34)
東京都八丈島

奥山 清
<宮本常一写真を読む その40>
戦後80年と宮本常一写真

高木 泰伸

インタビュー

履歴書のなかの島13
棋士としての活力を養う対馬
将棋棋士 佐々木 大地/dd>

コラム

文学・映画の舞台を歩く『出口のない海』 山口県大津島
大野 道弘
永続離島論 10
菅田 正昭

映画評

『風のマジム』

書評

山本 慎一 著『島の宝を守る白石踊800年の伝統を受け継ぐ若者たち』
中村 多栄子 著『クロッシングオブ青方』

調査報告

離島の第一次産業を考える① 沖縄県座間味村
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本財団事務局

事業

  
しまづくりフォーラム開催報告
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本誌編集部
離島人材育成基金助成事業 令和6年度事例報告②
 宮本常一写真から上島町の現在、未来を考える
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かみじま町空き家よくし隊 平田 浩司

現地レポート

スポーツアイランドで離島球児たちが躍動
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本財団事務局

巻末企画

島で生まれたグラフィックデザイナーが歩いて見つけた島デザイン
新潟県:佐渡島
新村 則人
公益財団法人 日本離島センター

〒100-0014 東京都千代田区永田町1-11-32 全国町村会館西館5階
TEL 03-3591-1151 FAX 03-3591-0036